タブの出し方|iPhone・Android・Macでタブ一覧を表示する手順

タブの出し方は、使っている端末とアプリで入口が違います。iPhoneのSafariなら画面の下にあるタブのボタンを押すと、開いているタブが一覧で出ます。AndroidのChromeなら、アドレスバーの右にある「タブの切り替え」を押します。Macでは、新しいタブはCommandキーとTキーで開き、タブの帯が見えなくなったときはSafariの「タブ」の設定にある配置(セパレートかコンパクトか)を確かめます。AndroidのGoogleアプリで検索している場合は、そもそもタブの画面がないため、Chromeなどのブラウザで開き直すのが近道です。

この記事では、2026年10月18日時点のAppleとGoogleの公式ヘルプに書かれている画面の名前をそのまま使い、端末ごとの手順を順に並べます。最後に、タブを出し直す回数そのものを減らす考え方を扱います。

「タブの出し方」で探されている操作は4つある

同じ「タブの出し方」という検索でも、求めている操作は次の4つに分かれます。先にどれに当たるかを決めると、読む節が1つに絞れます。

  • 新しいタブを開きたい:白紙のタブを追加したい、リンクを今のページとは別のタブで開きたい
  • 開いているタブの一覧を出したい:スマホで今どのページが開いているかを見て、別のページへ移りたい
  • 消えたタブの帯を戻したい:パソコンで、タブが並んでいた帯が見当たらなくなった
  • 閉じたタブを戻したい:誤って閉じたページをもう一度開きたい

検索上位には、iPhoneのSafari、AndroidのChrome、AndroidのGoogleアプリについての記事と質問が並んでいます。スマホで一覧を出す方法を探している人が多い一方で、パソコンで帯が消えた人も同じ言葉で探しています。この記事は両方を扱い、端末ごとに節を分けました。

注意したいのは、アプリの種類によってタブという仕組みがあるかどうか自体が違う点です。SafariやChromeのようなブラウザにはタブがありますが、検索だけを目的にしたアプリには、タブの一覧画面を持たないものがあります。手順を探す前に、今使っているのがブラウザなのか、検索アプリなのかを画面の上部や下部の表示で確かめておくと、見当違いの手順を試さずに済みます。

iPhoneのSafariでタブを出す方法

AppleのiPhoneユーザガイドにあるiPhoneのSafariでタブを開く/閉じるの手順をもとに整理します。

開いているタブの一覧を出すには、Safariの画面下部(タブバーを上に配置している場合は上部)にあるタブのボタンを押します。四角が2つ重なった形のボタンで、押すと開いているページが縮小表示で並び、目的のページを押せばそこへ移ります。一覧の画面で各タブの右上にある閉じるボタンを押すと、そのタブが閉じます。

リンクを別のタブで開く場合は、リンクを長押しして「新規タブで開く」を選びます。開いた瞬間に新しいタブへ画面が移ってしまうのが煩わしい場合は、設定アプリを開き、「アプリ」から「Safari」を選んで、「リンクを開く」を「バックグラウンド」にします。こうすると、新しいタブは裏で開き、読んでいるページはそのまま残ります。

誤って閉じたタブは、タブの一覧画面で新規タブを作るボタンを長押しすると、最近閉じたタブのリストが出るので、そこから選んで戻せます。タブグループに入っているタブをまとめて閉じるには、タブのボタンを長押しして「すべてのタブを閉じる」を選びます。表示には実際の枚数が入るため、閉じる前に何枚あるかがそこで分かります。

タブの帯が画面のどこにあるかは、設定で3通りに変えられます。iPhoneのSafariでレイアウトを変更するによると、設定アプリの「アプリ」から「Safari」を開き、「タブ」の項目で次のどれかを選びます。

  • コンパクト:タブバーが圧縮されてページの下に表示され、操作ボタンがタブバーの両側に並ぶ
  • 下:タブバーが展開されてページの下に表示され、操作ボタンは画面の下部に並ぶ
  • 上:タブバーが展開されてページの上に表示され、操作ボタンは画面の下部に並ぶ

アップデートのあとでタブのボタンが見つからなくなった場合は、この配置が変わっていることが多く、上か下に切り替えると見つけやすくなります。

AndroidのChromeでタブ一覧を出す方法

GoogleのChromeでタブを管理するヘルプ(Android版)では、開いているタブの一覧は、アドレスバーの右側にある「タブの切り替え」から出すと説明されています。ボタンには開いているタブの枚数が数字で入っているため、見つけるときはその数字を目印にします。一覧が出たら、スワイプして目的のタブを探し、押して開きます。

新しいタブは、右上の「その他」(縦に点が3つ並んだボタン)を押して「新しいタブ」を選ぶか、ウィンドウ上部の「新しいタブ」のボタンで開きます。不要なタブは、「タブの切り替え」の一覧で、タブの右上の「閉じる」を押すか、横にスワイプして閉じます。まとめて閉じたいときは、「その他」の「すべてのタブを閉じる」か、「タブを選択」で必要なものだけを選んでから「タブを閉じる」を押します。

AndroidのChromeで見落とされやすいのが、しばらく使っていないタブの扱いです。ヘルプによると、14日以上使っていないタブは「アクティブでないタブ」に移ります。閉じたつもりがないのにタブが減っているように見える場合は、「タブの切り替え」から「アクティブでないタブ」を開くと、移されたタブが並んでいます。押せば元の一覧に戻せます。

タブが増えすぎて一覧から探しにくい場合は、タブグループにまとめる方法があります。タブを長押しして別のタブの上へドラッグし、グループ名と色を入れて「完了」を押すと、グループが作られます。「その他」の「新しいタブグループ」からも作れます。注意したいのは「グループを閉じる」と「グループを削除」の違いで、閉じたグループは削除されずに残りますが、削除すると同じGoogleアカウントでログインしている他の端末からも削除されます。

AndroidのGoogleアプリでタブが出ないとき

検索上位には、AndroidのGoogleアプリでタブを表示する方法を尋ねる質問が入っています。iPhoneのGoogleアプリでは検索結果をタブのように切り替えられるのに、Androidでは同じ画面が見当たらない、という相談です。これに対して、次のような回答が付いています。

Google検索アプリにはタブ機能が無かったはずです。iOS版にはあるんですねぇって思ったぐらいです。元々ブラウザの簡易版ですから、タブ機能が使いたいならブラウザを利用してください、としか言えません。 出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

Googleアプリは検索のためのアプリで、複数のページを並べて行き来する作りにはなっていません。検索結果から開いたページを残しておきたい場合や、いくつものページを行き来したい場合は、最初からChromeのアドレスバーで検索するほうが手順は少なくなります。Chromeで開けば、前の節の「タブの切り替え」がそのまま使えます。

どちらのアプリで見ているかは、画面の上部で見分けられます。Chromeならアドレスバーの右に「タブの切り替え」の数字入りのボタンがあり、Googleアプリにはそれがありません。数字のボタンがない画面でタブの一覧を探しても見つからないため、まずアプリを確かめるのが先です。

MacのSafariとChromeでタブを出す方法

Macでは、新しいタブを開く操作はSafariでもChromeでもCommandキーとTキーで共通です。違いが出るのは、タブの帯が見えなくなったときと、たくさんのタブから1枚を探すときです。

Safariについては、AppleのMacのSafariでウェブページにタブを使うに手順があります。リンクをCommandキーを押しながらクリックすると新しいタブで開き、スマート検索フィールドに入力してCommandキーとReturnキーを押すと、検索結果も新しいタブで開きます。閉じたタブは「履歴」メニューの「最近閉じた項目」から選んで開き直せます。

タブの帯が消えたように見えるときは、MacでSafariブラウザウインドウをカスタマイズするにあるタブバーの配置を確かめます。「Safari」メニューの「設定」から「タブ」を開くと、セパレートとコンパクトの2つがあります。セパレートではタブがツールバーの下の帯に並び、コンパクトではタブがツールバーの中に入り、選んでいるタブがそのままスマート検索フィールドになります。コンパクトに切り替わっていると、帯がなくなったように見えます。タブの枚数が多くて題名が読めない場合は、同じ画面の「常にウェブサイトのタイトルをタブに表示」を入れておくと、幅が狭くても題名が残ります。

Chromeでは、たくさん開いたタブから1枚を探す機能が用意されています。Googleのヘルプ(パソコン版)によると、MacではCommand+Shift+Aでタブ検索が開き、キーワードを入れると該当するタブが一覧に出ます。アドレスバーに「@タブ」と入力してTabキーかスペースキーを押し、続けてキーワードを入れる方法もあります。閉じたタブはCommand+Shift+Tで、閉じた順にさかのぼって開き直せます。

端末別のタブの出し方早見表

ここまでの手順を、端末とアプリごとに1つの表にまとめます。どこから読めばよいか分からない場合は、この表で自分の行を探してから該当の節に戻ってください。

端末とアプリ タブの一覧を出す 新しいタブを開く 閉じたタブを戻す
iPhoneのSafari 画面下部のタブのボタン リンクを長押しして「新規タブで開く」 一覧画面で新規タブのボタンを長押し
AndroidのChrome アドレスバー右の「タブの切り替え」 「その他」から「新しいタブ」 使っていないタブは「アクティブでないタブ」を確認
AndroidのGoogleアプリ タブの一覧画面はない Chromeで開き直す Chromeの履歴から探す
MacのSafari 帯の配置は「設定」の「タブ」で変更 Command+T 「履歴」の「最近閉じた項目」
MacのChrome Command+Shift+Aでタブ検索 Command+T Command+Shift+T

表から分かるのは、スマホでは「一覧を出す」操作が主役で、パソコンでは「帯が見えるか」と「探せるか」が主役だという違いです。スマホは画面が狭いため、タブは普段は隠れていて、ボタンを押したときだけ一覧で出ます。パソコンは常に帯が見えている前提なので、帯の配置の設定が変わると一気に分からなくなります。同じ「タブが出ない」という悩みでも、スマホならボタンを、パソコンなら設定を見る、と覚えておくと迷いにくくなります。

タブを何度も出し直しているなら、配置を見直す

ここまでは、1回ごとにタブを出すための手順でした。一方で、仕事で毎日同じWebアプリを行き来している場合、タブを出し直す操作そのものが回数として積み上がります。Gmailでメールを見て、Slackに戻り、Notionで資料を開き、またGmailに戻る。そのたびにタブの一覧を開き、題名を読み、1枚を選ぶという作業が入ります。

この繰り返しが多い場合に効くのは、操作を速くすることよりも、開く位置を固定することです。ブラウザの機能だけでも、MacのChromeならタブを右クリックして「固定」を選ぶと、そのタブは帯の左端に小さく常駐します。Safariでもタブグループを作れば、仕事用と調べ物用でタブの集合を分けられます。毎日使うアプリを決まった位置に固定しておけば、一覧から探す手間はほぼなくなります。

もう一歩進めるなら、Webアプリを1つずつ独立した画面として並べるアプリ集約ブラウザという種類の道具もあります。タブの一覧から探すのではなく、サイドバーにアプリのアイコンが並び、押すとそのアプリの画面に切り替わる作りです。どのWebアプリを登録できるかは使えるアプリに一覧があり、アプリをどういう単位でまとめるかはワークスペースで説明されています。機能の全体はできること、費用は料金にあります。同じ種類の道具は他にもあり、たとえばWaveboxとの比較やShiftとの比較では、対応する端末や料金の違いが並べてあります。

どの道具を選ぶにしても、判断の材料になるのは「1日に何回タブを出し直しているか」です。数回なら、この記事の手順とショートカットで十分です。数十回に達しているなら、手順を覚えるより、開く位置を決め直すほうが時間の取り戻し方として大きくなります。

よくある質問

iPhoneのSafariでタブのボタンが見つからないのはなぜですか?

設定アプリの「アプリ」から「Safari」を開き、「タブ」の配置を確かめてください。コンパクトにしていると、タブバーが圧縮されてボタンの位置が変わり、見つけにくくなります。「下」か「上」に切り替えると、タブバーが展開されて操作ボタンが画面の下部にまとまるため、タブのボタンを探しやすくなります。

AndroidのChromeで、閉じていないのにタブが減ったのはなぜですか?

Chromeは、14日以上使っていないタブを「アクティブでないタブ」に移します。削除されたわけではないので、「タブの切り替え」を開き、「アクティブでないタブ」を選ぶと移されたタブが並んでいます。開きたいタブを押せば元の一覧に戻ります。

AndroidのGoogleアプリでタブを表示する方法はありますか?

AndroidのGoogleアプリには、ブラウザのようなタブの一覧画面がありません。複数のページを行き来したい場合は、開いているページをChromeで開き直すか、最初からChromeのアドレスバーで検索してください。Chromeならアドレスバー右の「タブの切り替え」で一覧を出せます。

Macでタブがたくさんあって目的のタブを探せないときはどうしますか?

Chromeなら、Command+Shift+Aでタブ検索を開き、キーワードを入れると該当するタブが一覧に出ます。Safariでは、「設定」の「タブ」で「常にウェブサイトのタイトルをタブに表示」を入れておくと、枚数が多くても題名が残ります。毎日使うページはタブの固定やタブグループで開く位置を決めておくと、探す回数が減ります。

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