MacBookのブラウザおすすめ|Airを重くしない選び方

MacBook、とくにMacBook Airで使うブラウザのおすすめを1つに絞るなら、まずは標準のSafariです。 Appleが自社のチップとmacOSに合わせて作っているため電力効率がよく、追加のインストールも要りません。 そのうえで、Chromeの拡張機能や、Googleのサービスとの同期が仕事に欠かせない人はChrome、タブを自動で休ませる設定を細かく決めたい人はMicrosoft Edge、広告を最初から減らしたい人はBraveが候補になります。 この記事では、2026年10月18日時点の各社の公式ページを確かめたうえで、MacBook Airの条件、ブラウザごとの違い、軽く使うための設定、乗り換えの手順を順に扱います。 なお、このサイトはMac向けのアプリ集約ブラウザの開発元が運営しています。

MacBook Airで「重い」と感じる原因はどこにあるか

ブラウザを選ぶ前に、MacBook Airがどんな条件の機械かを押さえておきます。 AppleのMacBook Airの技術仕様によると、現行のモデルはApple M5チップを積み、メモリは16GBが標準で、24GBまたは32GBも選べます。 バッテリーは最大15時間のワイヤレスインターネット、最大18時間のビデオストリーミングとされています。

ファンを持たない設計のMacBook Airで「ブラウザが重い」と感じるとき、原因の多くはブラウザの種類よりも、同時に開いているタブとWebアプリの数にあります。 Gmail、Slack、Notion、Googleカレンダー、生成AIのチャットを1日中開いたままにすると、1つ1つは軽くても、合わせるとメモリを大きく使います。 メモリが足りなくなると、macOSはストレージを使って補うため、動きが鈍くなります。

自分のMacがその状態かどうかは、アクティビティモニタで確かめられます。 Appleのアクティビティモニタのユーザガイドにあるとおり、アクティビティモニタを開いて「メモリ」をクリックすると、ウインドウの下部に「メモリプレッシャー」が表示されます。 メモリプレッシャーは、空きメモリ容量やスワップ率などから決まる指標です。 同じ画面には、装着されているRAMの容量を示す「物理メモリ」、使われているRAMの容量を示す「使用済みメモリ」、アプリが使っている「アプリメモリ」も並びます。 上の一覧をメモリの多い順に並べ替えると、ブラウザとその中のページがどれだけを占めているかも見えます。 ブラウザを開いているときにこの表示が高い状態で続くなら、ブラウザを替える前に、開いている数を見直すほうが効きます。

MacBookで使える主なブラウザの違い

候補になるブラウザを、MacBook Airでの使い方に関係する点で並べます。 ここで挙げる機能は、各社の公式ページに書かれているものだけです。

ブラウザ 料金 MacBook Airに関係する点
Safari 無料(macOSに標準で入っている) Appleが電力効率とバッテリー駆動時間を前面に出している
Google Chrome 無料 メモリセーバーと省エネモードがある。Googleのサービスと拡張機能の対応が広い
Microsoft Edge 無料 使っていないタブを自動でスリープさせる。時間は30秒から12時間で選べる
Firefox 無料 Chromium系とは別の作りで、拡張機能も独自
Brave 無料 広告やトラッカーを標準でブロックする
Vivaldi 無料 タブや画面の配置を細かく変えられる。メールやカレンダーも内蔵

Safari

AppleはSafariのページで、電力効率とバッテリー駆動時間を強調しています。

Apple製デバイス上で動かすことを意図して設計されているので、バッテリー駆動時間を最大限まで延ばし、 出典: apple.com

iPhoneやiPadでもSafariを使っている人は、ブックマークやタブがiCloudでそのままつながります。 一方で、仕事で使う拡張機能がSafari版を出していない場合は、作業の流れが変わります。 先に必要な拡張機能があるかを確かめておきます。

Google Chrome

Googleのサービスを中心に仕事をしている人や、拡張機能に頼っている人の定番です。 MacBook Airで使うなら、後の節で触れるメモリセーバーと省エネモードを必ず確かめておきたいブラウザでもあります。

Microsoft Edge

Chromeと同じChromiumを土台にしているため、Chromeの拡張機能の多くがそのまま使えます。 Microsoftのスリープタブの説明によると、使っていないタブはデフォルトで1時間操作がないとスリープ状態になり、その時間は設定で30秒から12時間の間で変えられます。

Brave・Vivaldi・Firefox

Braveは、広告やトラッカーをブロックすることで、ページの読み込みが速くなりバッテリーも長持ちすると説明しています。 Vivaldiは、カスタマイズの幅と、メールやカレンダー、フィードリーダーを内蔵している点が特徴です。 Firefoxは、Chromium系とは別の作りのブラウザを使いたい人の選択肢になります。

目的別のおすすめの選び方

ブラウザ選びで迷ったら、次の順に考えると絞りやすくなります。

  • iPhoneもSafariで、拡張機能に強いこだわりがない人は、Safariのままでよい
  • Googleのサービスと拡張機能が仕事の中心にある人は、Chromeを入れてメモリセーバーを設定する
  • タブを開いたまま置いておく癖がある人は、スリープの時間を決められるEdgeを試す
  • 広告の多いサイトを長く読む人は、Braveを試す
  • 画面の配置を自分で作り込みたい人は、Vivaldiを試す

どれを選んでも、MacBook Airの体感を最も大きく左右するのは同時に開く数です。 ブラウザを2つ入れて使い分けると、それぞれにログイン状態と拡張機能が乗るため、かえってメモリを使うこともあります。 メインのブラウザを1つ決め、もう1つは特定のサイト専用に絞るくらいが扱いやすい形です。

転職や異動で、会社から特定のブラウザを指定されることもあります。 その場合は会社の決まりが優先なので、指定されたブラウザの中で、次の節の設定を使って軽くします。

Chromeを使い続けるなら設定で軽くする

Chromeを使い続ける人は、設定の[パフォーマンス]を一度開いておきます。 GoogleのヘルプChrome のパフォーマンスをカスタマイズするにある手順は次のとおりです。

メモリセーバー

  • 右上のその他アイコンから[設定]を選ぶ
  • 左側で[パフォーマンス]を選ぶ
  • [メモリセーバー]をオンにする
  • 非アクティブにするレベルを「適度」「バランス重視(推奨)」「最大」から選ぶ

メモリセーバーは、使っていないタブを無効にしてメモリを節約する機能で、そのタブを開くと自動的に再読み込みされます。 「最大」にするとタブは短時間で非アクティブになり、メモリを最も節約できます。

省エネモード

同じ[パフォーマンス]の画面で[省エネモード]をオンにすると、電源に接続されていないときやバッテリー残量が少なくなったときに自動で働きます。 ヘルプによると、CPU使用率の高いバックグラウンドのタブを停止して消費電力を抑え、ビデオ会議や音声を再生しているタブには影響しないとされています。 電源に接続しているときはオンになりません。

注意したいのは、メモリセーバーで止まったタブは、開き直すまで動いていないことです。 Slackやチャット、生成AIのように、裏で動いていてほしいサイトは除外しておきます。

常にアクティブにするサイト

  • 同じ[パフォーマンス]の画面で、[常にアクティブにするサイト]の右側の[追加]を選ぶ
  • 「現在のサイトを追加」で開いているタブから選ぶか、「サイトを手動で追加」でウェブアドレスを入力する

除外するサイトを増やしすぎると、メモリセーバーの効き目が薄れます。 通知を受けたいサイトと、作業の途中で止まると困るサイトだけに絞るのが目安です。

デフォルトのブラウザを変える方法

新しいブラウザを試すと決めたら、リンクを押したときに開くブラウザを変えておきます。 AppleのサポートMacでデフォルトのWebブラウザやメールアプリを変更するにある手順は次のとおりです。

  • 使いたいブラウザをインストールする
  • 画面の左上にあるAppleメニューから「システム設定」を選ぶ
  • サイドバーで「デスクトップとDock」をクリックする
  • 右側を下にスクロールし、「デフォルトのWebブラウザ」メニューから使いたいブラウザを選ぶ

これはmacOS Ventura 13以降の手順で、それより前のmacOSでは「システム環境設定」の「一般」から選びます。 Safariに戻したくなったときも、同じ場所で選び直すだけです。 ブックマークや履歴は、多くのブラウザが最初の起動時に読み込みを案内するので、乗り換えの手間は大きくありません。

タブが減らない人はWebアプリの置き場所を見直す

ブラウザを替えても設定を変えても重さが残る人は、タブの使い方そのものを見直します。 タブの多くが、Gmail、Slack、Notion、カレンダーのように1日中開いておくWebアプリで占められているなら、それらはページではなく道具として扱うほうが整理しやすくなります。

その考え方の道具に、Webアプリを1つずつ登録して1つの窓にまとめるアプリ集約ブラウザがあります。 macOS向けのある製品のできることのページでは、アプリごとにログイン状態を分け、通知を1か所にまとめ、アプリごとの拡大率やミュートを覚えておく機能が紹介されています。 料金のページによると、無料版はワークスペース1つ、アプリ3つまでで、Proは月額980円(年額8,800円、買い切り19,800円)です。 対応はmacOS 12以降で、14日間は登録もクレジットカードも要らずに試せます。

普段のブラウザはSafariやChromeのまま使い、1日中開いておくWebアプリだけを別の窓に移す、という分け方もできます。 まずはアクティビティモニタでメモリプレッシャーを見て、ブラウザを替えるべきか、開き方を替えるべきかを確かめるところから始めると、遠回りをせずに済みます。

よくある質問

MacBook AirにはSafariとChromeのどちらが向いていますか?

Appleは、SafariがApple製デバイスで動かすことを前提に作られ、バッテリー駆動時間を延ばすと説明しています。 Googleのサービスや拡張機能が仕事に欠かせない場合はChromeが便利で、メモリセーバーと省エネモードを使うと負担を抑えられます。 拡張機能に強いこだわりがなければ、まずはSafariで試すのが手軽です。

MacBook Airのメモリは何GBあればブラウザを快適に使えますか?

現行のMacBook Airはメモリ16GBが標準で、24GBまたは32GBも選べます。 必要な量は同時に開くタブとWebアプリの数で変わるため、アクティビティモニタの「メモリ」でメモリプレッシャーを見て判断するのが確実です。 表示が高い状態で続くなら、開く数を減らすか、メモリの多いモデルを検討します。

ブラウザを2つ入れて使い分けるとMacは重くなりますか?

ブラウザを2つ同時に開くと、それぞれにログイン状態や拡張機能が乗るため、メモリの使用量は増えます。 メインのブラウザを1つ決め、もう1つは特定のサイト専用にするなど、同時に開く時間を短くすると負担を抑えられます。 使わないときは終了しておくのが基本です。

Macのデフォルトのブラウザはどこで変えますか?

macOS Ventura 13以降では、Appleメニューの「システム設定」から「デスクトップとDock」を開き、「デフォルトのWebブラウザ」で選びます。 それより前のmacOSでは、「システム環境設定」の「一般」から変更します。 変えたあとも、同じ場所でいつでもSafariに戻せます。

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