YouTubeのショート動画の表示を消す|見ないものを画面から外す
youtube ショート 動画 表示 消すという調べ方をする人の目的は、実は3つに分かれている。ホームの画面からショート動画の並びを外したいのか、おすすめに出てくる対象を絞りたいのか、それとも動画の上に重なっている文字を消したいのかだ。どれを望んでいるかで触る場所が違うため、混ざったまま手順を追うと結果が合わない。ここでは公式に用意されている操作を目的ごとに分け、元に戻す手順まで含めて示す。読み終えた時点で、自分が押すべきボタンが1つに決まる状態を目指す。
消したいものを先に1つに決める
最初に切り分けておく。同じ「消す」という言葉で語られているものが3種類ある。
1つ目は、ホームの画面に並ぶショート動画のグリッドそのものを見えなくしたい場合になる。作業中にホームを開いたときに、縦長の動画が横一列に並ぶあの枠を出したくないという話だ。
2つ目は、ショート動画は見てもよいが、出てくる内容を変えたい場合になる。特定のチャンネルや、特定の題材が繰り返し出てくるのを止めたいときはこちらだ。
3つ目は、再生中の画面に重なっているチャンネル名やタイトルの文字を消したい場合になる。これは表示の内容ではなく、動画の上の文字の話になる。
YouTubeショートを見ていると、画面の下部にチャンネル名やタイトルなどの文字が表示されて、「せっかくの動画が見づらい…」と感じたことはありませんか? 出典: hoshino-blog.com
3つのうち、公式の設定として用意されているのは1つ目と2つ目になる。3つ目は再生画面の見え方の話で、設定項目としては存在しない。順番に見ていく。
ホームフィードから表示を減らす
1つ目の目的、つまりホームの並びから外す操作は公式に用意されている。
手順は短い。ホームのフィードに移動し、ショート動画のグリッドが出てくるところまでスクロールして、グリッドの上部にあるその他アイコンを選ぶ。そこに表示される「ショート動画の表示を減らす」を選ぶと完了になる。パソコンでもアプリでも同じ位置に同じ操作がある。
ここで名前をそのまま受け取っておく必要がある。項目名は「減らす」であって「消す」ではない。完全に出なくする設定として案内されているわけではないため、期待する結果は「出る回数が下がる」という形になる。全部を出さない設定を探して時間を使うより、まずこの操作を1回入れて、数日ホームの様子を見るほうが早い。
操作する場所がホームのフィードであることも押さえておきたい。検索の結果や、チャンネルのページ、登録しているチャンネルの一覧に出てくるものはこの操作の対象ではない。ホームを開く回数が多い人ほど効き、検索から入る使い方が多い人には効きが薄いという差が出る。
減らした設定を元に戻す
押したあとに戻したくなる場合がある。戻し方も公式に案内されている。
戻す場所はYouTubeのアプリの中ではなく、Googleのマイアクティビティになる。マイアクティビティを開き、左側のメニューまたはマイアクティビティのバナーから「その他のアクティビティ」を見つけて選ぶ。その中に「ショート動画の表示を減らす」の項目があり、そこで削除を選ぶと選択が解除される。
ここを知らないと戻せない。YouTubeの設定画面を探しても、この解除の項目は出てこないためだ。誤って押してしまった場合や、しばらく試して元に戻したい場合は、この経路を覚えておく必要がある。
同じ「その他のアクティビティ」には、おすすめに関する他のフィードバックも記録されている。後の節で扱う「興味がない」を押した記録もここに残るため、フィードの出方をまとめて調整したいときはこの画面が起点になる。
おすすめに出てくる対象を絞る
2つ目の目的、つまり内容の側を変えたい場合は、操作が別になる。
動画、チャンネル、投稿のいずれについても、タイトルの横にあるその他アイコンを選ぶと「興味がない」が出る。動画の場合はさらに理由を選べて、「この動画を見たことがある」か「この動画は好みではない」のどちらかを指定できる。理由を選ぶ手間は1回分だけだが、同じ題材が繰り返し出てくる場合はここまで指定したほうが効きやすい。
特定のチャンネルを丸ごと外したい場合は、同じその他アイコンから「チャンネルをおすすめに表示しない」を選ぶ。投稿だけを外したい場合は「このチャンネルの投稿をおすすめに表示しない」を選ぶ形になる。
検索の履歴が影響している場合もある。設定のアイコンから履歴とデータを開くと、検索履歴を消去する操作がある。一度だけ調べた題材が、その後ずっとおすすめに出続けているように感じるときは、ここを見ると原因が分かる場合がある。
これらの操作の記録はすべてマイアクティビティに残る。効きすぎたと感じたら、前の節と同じ経路で個別に削除できる。
見る時間そのものに上限を掛ける
表示を減らすだけでは足りない場合、時間の側から止める設定もある。
YouTubeのアプリでは、マイページのタブから設定を開き、時間管理を選ぶと「ショート フィードの上限」という項目がある。ここで利用時間の上限を選ぶ形になり、上限を0に設定することもできると案内されている。
上限に達すると、リマインダーのメッセージが表示される。そこでフィードを閉じるか、上限を無視して続けるかを選ぶ形になる。強制的に閉じられるわけではないため、意思の代わりになるものではないが、開き始めてから何分経ったかを自分で数えなくてよくなる点は効く。
表示を減らす操作と併せると、入口の回数と滞在の時間の両方に手が入る。どちらか片方だけだと、ホームに出なくなった代わりに検索から入る、あるいは出る回数は減ったが1回の滞在が長くなる、という形で戻りやすい。
再生中の画面の文字を消したい場合
3つ目の目的には、設定項目が用意されていない。前の節までの操作では解けない。
再生画面に出るチャンネル名やタイトルの表示は、YouTube側の画面の作りとして入っているものになる。設定から消す項目はないため、扱いとしては画面の見え方の工夫になる。全画面にする、再生リストの経路から開く、といった回り道が紹介されることがあるのはこのためだ。
ここで判断が要るのは、その手間に見合うかという点になる。表示を消す設定が用意されていないものを消そうとすると、操作の手数が増える。動画を見ること自体が目的なら回り道の価値はあるが、作業の合間に見ているだけなら、前の節の上限を使って開く回数を減らすほうが実際の効果は大きい。
ホームの中身を組み替える選択肢の現状
出てくるものを1件ずつ外すのではなく、ホームの構えそのものを変えたいと考える人もいる。その方向の機能は用意されつつあるが、いまの時点では条件が付く。
YouTubeには、ホームのタブに特定の題材だけの場所を作る機能が案内されている。ホームのタブに移動して画面上部からカスタムフィードを選び、見たいものの説明を文章で入力してEnterを選ぶと、その題材専用の並びが作られる形になる。説明の文章を書き換えると中身が変わり、通常のホームに戻したいときは上部のホームを選ぶ。
ただし公開されている案内では、この機能は試験運用中で、米国で英語でのみ利用できるとされている。利用には再生履歴と検索履歴をオンにする必要があるとも書かれている。加えて、入力した説明は30日間操作がないと有効期限が切れ、期限が切れるとそのフィードは使えなくなる。使い続けるには新しい説明で作り直す形になる。
つまり、日本語の環境で今すぐ頼れる手段ではない。ホームの並びを変える手は、当面は前の節までの操作、つまり表示を減らす操作とおすすめの対象を絞る操作の組み合わせになる。この前提を知っておくと、存在しない設定を探して時間を使わずに済む。
パソコンでの作業中に出てくる場合
仕事の画面と同じブラウザでYouTubeを開いている場合、問題の性質が変わる。設定で表示を減らしても、タブが手元にある限り開けるからだ。
ブラウザの拡張機能で表示を書き換える方法が紹介されることもあるが、選ぶ前に確かめる点がある。Chromeの拡張機能の仕様はManifest V2からManifest V3へ移され、2026年8月31日にはストアに残っていた古い仕様の拡張機能がすべて削除された。古い記事で名前が挙がっている拡張機能は、詳細画面の最終更新日を見て、更新が続いているかを先に確かめる必要がある。あわせて、その拡張機能が要求するサイトデータへのアクセス権が「すべてのサイト」になっていないかも見ておきたい。動画の画面のために、仕事で使う画面まで対象に入れる必要はない。
拡張機能を入れる場合も、入れたあとの点検は要る。設定のプライバシーとセキュリティにある安全チェックから安全チェックに移動を選ぶと、有害な可能性がある拡張機能について警告が出る。半年前に入れて忘れているものがここで見つかることがある。
ログインしているアカウントの扱いも見直す価値がある。仕事用のアカウントでログインしたまま動画を見ると、再生履歴と検索履歴が業務のアカウント側に積まれ、その結果としておすすめの中身も混ざる。前の節で扱ったおすすめの調整は履歴に基づいて働くため、見る用のアカウントと仕事用のアカウントを分けておくほうが、調整の効きが素直になる。
置き場所の側から手を入れる方法もある。作業に使うツールと、動画を見るための画面を、同じ窓の中に並べない形にすると、開くときに一手増える。手数が1つ増えるだけで、無意識に開く回数は変わる。
見ないものを画面から外す、という考え方
ここまでの操作はすべて、出てくるものを減らす方向だった。もう1つの方向は、開ける場所を分けることになる。
Gmail、Slack、Notion、Claudeといったツールを1日に何十回も行き来している場合、集中が切れる原因は動画そのものより、すべてが同じ窓に同居していることにある。仕事のタブと動画のタブが横並びになっていれば、視界に入るたびに判断が発生する。設定で表示を減らしても、この判断の回数は減らない。
対象をタブから窓に移すと、ここが置き場所の問題に変わる。アプリを1枚のタブではなく1つの窓として置けば、仕事の窓に動画の画面が混ざらない。Webアプリを窓の単位で分ける考え方はワークスペースに整理されている。アプリごとに独立したワークスペースを持たせると、開くものを窓の単位で選ぶ形になり、目に入るものを自分で決められる。通知を1か所に集める形や、アプリごとに拡大率と消音を覚える形はできることに並んでいる。
同じ方向の道具は複数あり、引き受ける範囲が違う。複数アカウントの分け方、通知の扱い、拡張機能の可否といった項目で並べたものがWaveboxとの比較とFerdiumとの比較にある。無料で使える範囲と有料になる線は料金で確かめられる。対応しているサービスの一覧は使えるアプリにまとまっている。
順番としては、まずホームフィードの操作と時間の上限を入れる。それでも作業中に開いてしまうなら、置き場所の側を見る。表示の設定で解ける部分と、画面の構えで解ける部分を分けておくと、どちらの手も無駄にならない。
よくある質問
ホームからショート動画を出さないようにできますか?
ホームのフィードでショート動画のグリッドまでスクロールし、グリッドの上部にあるその他アイコンから「ショート動画の表示を減らす」を選びます。項目名が示す通り、完全に出なくする設定ではなく出る回数を下げる操作です。対象はホームのフィードなので、検索結果やチャンネルのページに出てくるものは変わりません。
「ショート動画の表示を減らす」を元に戻す方法はありますか?
あります。戻す場所はYouTubeの設定ではなくGoogleのマイアクティビティです。左側のメニューまたはマイアクティビティのバナーから「その他のアクティビティ」を選び、「ショート動画の表示を減らす」の項目で削除を選ぶと解除されます。YouTubeの設定画面を探しても解除の項目は出てこないため、この経路を覚えておく必要があります。
特定のチャンネルだけおすすめに出したくないときはどうしますか?
そのチャンネルのタイトルの横にあるその他アイコンから「チャンネルをおすすめに表示しない」を選びます。投稿だけを外したい場合は「このチャンネルの投稿をおすすめに表示しない」を選びます。動画単位で外す場合は「興味がない」を選び、「この動画を見たことがある」か「この動画は好みではない」のどちらかを理由として指定できます。
見る時間そのものを制限できますか?
YouTubeのアプリで、マイページのタブから設定を開き、時間管理の中にある「ショート フィードの上限」で利用時間の上限を選びます。上限を0に設定することもできると案内されています。上限に達するとリマインダーが表示され、フィードを閉じるか上限を無視して続けるかを選ぶ形です。強制的に閉じられるわけではありません。